東アジアの儒教と礼 [图书] 豆瓣 作者: 小島毅 / [日本] 小岛毅 山川出版社 2004 礼は日常生活で私たちが使っていることばです。しかし、その由来はあまり知られていません。この字はかつて文明そのものを意味していました。漢語を共有する東アジアのなかで、礼をめぐる文化は国ごとに微妙に異なります。日本には儒教の礼が浸透しなかった結果、どうなったか?中国における礼概念の起源にまでさかのぼり、儒教の成立とともにこの語が担うようになった重みや、王権の変質にともなう歴史的変遷を検討してみると、私たちがいま直面している大問題の様相が見えてくるのです。