ベルサイユのばら -オスカル編- 雪組
豆瓣
简介
マリー・アントワネット生誕250周年を記念しての、名作「ベルサイユのばら」5年振りの再演!!
これまでにも様々なバージョンで上演してきたが、今回は新場面やマリー・アントワネットが作曲した楽曲が登場!!
衛兵隊の隊士たちは手に負えない連中の集まりであった。オスカルが女だと侮って反抗する隊士たち。しかし次第に彼らは心を開いていく。
フランス国内はますます混迷を極め、人民の不満は募る一方で、それを力で押さえつけるため、オスカル率いる衛兵隊に出動命令が下るのは必至であった。オスカルの屋敷で小間使いとして働き、オスカルを姉のように慕っていたロザリーは、今では革命家ベルナールの妻となっていたが、オスカルの転属を聞き、その身を案じていた。
平民議員たちは国民議会解散の命に従わず、会議を開いていた。ブイエ将軍は、この議員たちを追い出そうと衛兵隊へ出動を要請する。
しかしオスカルは、国民に銃を向けることはできないとその命令を拒否する。そのためオスカルは官位を剥奪されそうになるが、ジャルジェ将軍の取り成しで何とか事なきを得る。ジャルジェ将軍は娘を男として育てたことを悔いていた。
将軍はオスカルにジェローデル少佐との結婚を勧める。オスカルの結婚話を聞いたアンドレは絶望する。
アンドレは、身分違いの恋と知りながらもオスカルに想いを寄せ、影のように寄り添い生きてきたのだった。アンドレはオスカルに毒酒を飲ませ、自分も死のうとする。しかし自分勝手な思い上がりに気付き、危うく思い止まる。オスカルはアンドレの秘めた愛情の深さを知り驚くが、アンドレの存在の大きさを改めて思い知る。遂に国王からのパリ出動命令が下ったその夜、オスカルはアンドレの想いを受け入れ、二人は結ばれるのだった。戦端は切られた。
オスカルは貴族の称号を捨て、フランスのため、衛兵隊と共に国王軍と戦う決心をする。その戦闘で、まずアンドレが銃弾に倒れた。その深い悲しみを振切ってオスカルは指揮する。
しかし、そのオスカルにも銃弾が。「バスティーユが落ちたぞ!」という民衆の歓声を聞きながら、オスカルは静かに息絶えるのだった…… 。
アンドレ:貴城けい、アラン:水夏希、ジェローデル:壮一帆で収録しております。
tracks
ベルサイユのばら -オスカル編-
原作 : 池田理代子
脚本・演出 : 植田紳爾
演出 : 谷正純
収録日 : 2006年2月17日
収録場所 : 宝塚大劇場
収録時間 : 約160分