探偵小説の論理学

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探偵小説の論理学

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ISBN: 9784523264675
作者: 小森健太朗
出版社: 南雲堂
发行时间: 2007 -9
装订: 単行本
价格: JPY2,520円(税込)
页数: 291

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ラッセル論理学とクイーン、笠井潔、西尾維新の探偵小説

小森健太朗   

简介

探偵小説における論理とは何か?不可解な謎に対する筋の通った合理的な説明が与えられたとき、「論理的」であると探偵小説読者は感じる。しかし、ここでいう「論理」とは論理学でいう「論理」のみならず、別の要素が介在している。探偵小説における「論理」を捉えるためには、遡って論理学の「論理」を捉え返す必要がある。ラッセル論理学に基づき、エラリー・クイーンなどの探偵小説における論理を論考する。新しい時代のミステリとコードの変容の係わりを考察し、新しい時代への対応法を大胆に提言する。
=====目次=====
第1部 現代論理学の形成と動向—ラッセルの論理哲学を中心として(ロゴスから論理へ
フレーゲとラッセルの論理学的革新
ラッセルの記述理論の意義 ほか)
第2部 探偵小説の論理と公理(ホームズ物語と「モルグ街」の論理
詭弁論理とチェスタトンの逆説論理
ヴァン・ダインによる探偵小説二十則 ほか)
第3部 ロゴスコードの変容と論理物語の新潮流(パウル・ティリヒの別の箱—新時代の物語受容の変化についての一考察の試み
ロゴスコードの変質と現代の探偵小説
モナドロギーからの西尾維新へのアプローチ ほか)

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