限定愛蔵版 冷たい校舎の時は止まる
豆瓣
辻村 深月
简介
内容紹介
学園祭で死んだ級友のことが思い出せない。一体何が起こっているのか――。作家生活15周年を記念し、デビュー作が豪華愛蔵版で登場
内容(「BOOK」データベースより)
「冷たい校舎」で、辻村深月の「物語」は始まった―。降り積もる雪のなか登校した8人の高校生。センター試験まであと1ヵ月。いつも通りの日常を迎えるはずだった。無人の校舎に閉じ込められるまでは。鳴らないチャイム。5時53分で止まった時計―やがて彼らは思い出す。10月の学園祭で、自殺したクラスメートがいたことを。作家生活15周年記念限定愛蔵版。
著者について
辻村 深月
1980年2月29日生まれ。山梨県出身。千葉大学教育学部卒業。2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『島はぼくらと』『家族シアター』(以上、講談社)、『クローバーナイト』(光文社)、『青空と逃げる』(中央公論新社)など。最新刊は『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』(小学館)、『傲慢と善良』(朝日新聞出版)。『ツナグ』(新潮社)で第32回吉川英治文学新人賞、『鍵のない夢を見る』(文藝春秋)で第147回直木三十五賞を受賞、『かがみの孤城』(ポプラ社)で第15回本屋大賞第1位となる。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。