食事
豆瓣
ISBN: 9784838704118
作者:
荒木經惟
出版社:
マガジンハウス
发行时间: 1993
-1
装订: Hardcover
价格: 2548円
页数: 132
简介
「食事は、死への情事だった」という荒木自身の言葉が、写真に添えられている。
そう、この写真集を見ると、あきらかにコレ(食事)はアレ(性)だ。毎日の食事である、肉、魚、野菜の接写だけで構成された写真集なんだけど、どれもナマナマしくて一発でアレなんだってことが解かる。こんなにも食事ってエロチックなものだったのか!よく考えてみれば、われわれが食べてるものって、すべからく生物(いきもの、ナマモノ)であり、食=生=性なんだよな。
写真集は前半がカラー、中央に献立を羅列した食事日記を挟み、後半モノクロとなる。これは陽子夫人の死期が近づいたことに呼応している。鮮やかな世界から光が失われた世界への反転。カラーとモノクロの構成は生と死を表しているし、食事は陽子夫人を、そして荒木と陽子夫人の生活そのものを表している。
只の食いもんの写真集なのに、頁を捲っているとさまざまな想像がふくらむ。生と性の根源を深く考えさせてくれる素晴らしい写真集だと思う。