月長石の魔犬 (講談社ノベルス)
豆瓣
秋月 涼介
简介
ダ・ヴィンチ
首を切断され、犬の頭が縫い付けられた女子大生の屍体。その屍体が身につけていた月長石のブローチは、石細工屋の若き店主・風桜青紫が作ったものだった。青紫の不思議な瞳は一体何を映し出すのか? 境界線を彷徨う人々を描くメフィスト賞受賞作。
(ダ・ヴィンチ2001年7月号 「ミステリー・エンターテインメント新刊レヴュー」 Copyright©MEDIA FACTORY 2001.All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
満月の蒼白い光が、皓々と地面に降り注いでいる——
右眼に藍玉(アクアマリン)のような淡い水色、左眼に紫水晶(アメジスト)のような濃い紫色の瞳をもつ石細工屋店主・風桜青紫(かざくらせいし)と、彼を慕う女子大生・鴇冬静流(ときとうしずる)。先生に殺されたいと願う17歳の霧嶋悠璃。境界線(ボーダー)を彷徨う人々と、頭部を切断された犬の首を縫い付けられた屍体。異常と正常。欲望と退屈。絶望と救い。根源を射つメフィスト賞受賞作!!
内容(「BOOK」データベースより)
右眼に藍玉のような淡い水色、左眼に紫水晶のような濃い紫色の瞳をもつ石細工屋店主・風桜青紫と、彼を慕う女子大生・鴇冬静流。先生に殺されたいと願う 17歳の霧嶋悠璃。境界線を彷徨う人々と、頭部を切断され犬の首を縫い付けられた屍体。異常と正常。欲望と退屈。絶望と救い。根源を射つメフィスト賞受賞作。
内容(「MARC」データベースより)
右眼は藍玉、左眼は紫水晶のような瞳を持つ石細工屋店主・風桜青紫。彼を慕う女子大生静流、彼に殺されたいと願う17歳の悠璃。異常と正常。欲望と退屈。犬首屍体と救い。究極のボーダーミステリ。第20回メフィスト賞受賞。