戦後責任論

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戦後責任論

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ISBN: 9784061597044
作者: 高橋 哲哉
出版社: 講談社
发行时间: 2005 -4
丛书: 講談社学術文庫
装订: 文庫
价格: JPY 1008
页数: 288

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高橋 哲哉   

简介

亡霊のように甦る戦争の記憶と日本の戦後を問う
中国・重慶での反日暴動、従軍慰安婦を巡る諸問題など、ある日突然、亡霊のように甦る戦争の記憶。冷戦構造が崩れて直面したアジアの戦争被害者の声に、日本はどのように応答すべきか。ユダヤ人大量虐殺を否定する歴史修正主義や、台頭する新たなナショナリズムを鋭く批判し、アジアの民衆との信頼関係回復のため戦後責任を問い続ける俊秀の力作。
このような呼びかけに応答すること、レスポンシビリティとしての責任を果たすことは、自分の属する国家がかつて破壊したアジアの諸国民、民衆との信頼関係を回復し、新たに作り出す行為だろうと私は思います。そしてそうであるかぎり、これは被害者側だけでなく加害者側にとっても、けっして「否定的」であったり「抑圧的」であったりする行為ではなく、むしろ「肯定的」で「歓ばしい」ものになるはずではないでしょうか。――(本書<「戦後責任」再考>より)

contents

1.戦後責任を問い直す
1.「戦後責任」再考
2.記憶・亡霊・アナクロニズム
3.ジャッジメントの問題
2.ネオナショナリズム批判
1.日本のネオナショナリズム1――自由主義史観を批判する
2.日本のネオナショナリズム2――加藤典洋氏「敗戦後論」を批判する
3.ネオナショナリズムと「慰安婦」問題
3.私たちと他者たち
1.汚辱の記憶をめぐって
2.哀悼をめぐる会話
3.日の丸・君が代から象徴天皇制へ

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