唐王朝の身分制支配と「百姓」
豆瓣
汲古叢書158
山根清志
简介
【あとがきより】(抜粋)
本書は、著者が主として唐身分制社会の「均田農民」すなわち「百姓」身分の存在形態如何を、その関連するところをも含めるかたちで、いささかなりとも明らかにしたいと思い立ったことに端を発し、一九七七年より以来約三〇年にわたって取り組んできた著者なりの考察のささやかな成果を取り集めたものにすぎない。それが客観的に如何なる評価に値するものであるかは、文字通り読者諸賢の判断に委ねざるを得ない。
目录
【内容目次】
例 言
第一部 唐代良賤制と百姓及び私賤人身分
Ⅰ 唐の良賤制
第一章 唐における良賤制と在地の身分的諸関係
第二章 唐の良賤制をめぐる二、三の問題
第三章 唐代良賤制における良と賤とを分かつ「基準」をめぐって
Ⅱ 唐代良賤制下の百姓及び私賤人身分
第一章 唐の「百姓」身分について
第二章 唐の「百姓」 身分・補論
第三章 唐代「百姓」身分に関する諸問題
第四章 唐の部曲客女身分に関する一考察――ペリオ漢文文書三六〇八号の理解にむけて
第五章 唐の部曲の性格をめぐる議論と問題点
第六章 唐代の奴婢売買と市券
第七章 唐代の雇傭人問題に関する一、二の点について
第二部 唐前半期における「百姓」の存在条件
第一章 唐前半期における鄰保とその機能――いわゆる攤逃の弊を手がかりとして
第二章 唐代均田制下の百姓田売買について
第三章 唐代前半期の括戸政策といわゆる楽遷規定
第四章 唐食実封制に於ける所謂“七丁封戸”の問題について
第五章 唐朝前半期における食実封制について
あとがき 索引