自然と文化を越えて
豆瓣
フィリップ・デスコラ 小林徹
简介
新たな人類学の再構築
アチュアル族のインディオとの出逢いをきっかけに、地球規模で広がる四つの存在論を横断し、非人間をも包摂する関係性の分類学を打ち立てる。近代西欧が発明した「自然/文化」という二分法を解体し、人類学に〈転回〉をもたらした記念碑的著作。
目录
序
第Ⅰ部 「自然」の騙し絵
第一章 連続体の諸形象
第二章 野生と家庭
遊牧空間
菜園と森林
畑地と水田
アゲルとシルワ
牧人と狩人
ローマ的風景、ヘルシニアの森、ロマン主義の自然
第三章 大分割
風景の自律性
ピュシスの自律性
〈天地創造〉の自律性
〈自然〉の自律性
〈文化〉の自律性
二元論の自律性
諸世界の自律性
第Ⅱ部 経験の構造
第四章 実践の図式
構造と関係
家族的類似性の知
様々な図式論
差異化、安定化、アナロジー
第五章 自己との関係/他者との関係
同定様式と関係様式
他者とは「私」である
第Ⅲ部 存在の配置
第六章 アニミズム再考
形態と行動
形態変化の化身たち
アニミズムとパースペクティヴ主義
第七章 存在論としてのトーテミズム
〈夢〉
オーストラリア調査目録
分類学的意味論
多彩なる混成体
アルゴンキンのトーテムに戻る
第八章 ナチュラリズムにとって確かなこと
揺るぎなき人間性?
動物の文化と動物の言語?
人間は心を持たない?
自然の権利?
第九章 アナロジーの眩暈
存在の連鎖
メキシコの存在論
アフリカの木霊
対化、階層構造、供儀
第十章 項・関係・カテゴリー
包括性と対称性
差異、類似、分類
第Ⅳ部 世界の用法
第十一章 集合の創設
それぞれの種にそれぞれの集合
社会なき自然と排他的社会
混成的・差異的・相補的集合
混合的・包括的・階層構造的集合
第十二章 習俗の形而上学
浸透する私
考える葦
集合を表象する
事物の署名
第Ⅴ部 関係の生態学
第十三章 繋がりの諸形態
与えること、奪うこと、交換すること
生産する、保護する、相続する
第十四章 霊魂の交渉
捕食者と獲物
債務者の対称性
分有による内輪関係
集合のエートス
第十五章 構造の歴史
〈トナカイ人間〉から〈雄牛様〉へ
狩猟、馴致、家畜化
変化の発生
エピローグ 可能事の目録
謝辞
原注
文献一覧
事項索引
訳者あとがき