鹿島 茂 — 作者 (5)
馬車が買いたい! [图书] 豆瓣
【十九世紀へのタイムマシン】
十九世紀フランス小説の中で、青雲の志を抱いてパリへやってきた青年たち----『ゴリオ爺さん』のラスチニャック、『幻滅』のリュシアン・ド・リュバンプレ、『赤と黒』のジュリアン・ソレルといった面々には、共通した願望があった。「馬車が買いたい!」
馬車は、小説の中にとどまらず、実際に当時の青年たちが夢見たステイタスシンボルであり、日々の生活から恋愛や出世にまで関わる、切実な問題でもあった。著者は小説の主人公たちを例に、十九世紀パリの衣食住や交通、各種娯楽の実情を、豊富な資料を駆使して生活者の視点から解き明かす。彼らの食費や家賃で実際にどの程度の生活ができたのか。下宿生活をするには、どのくらい仕送りをもらう必要があったのか。馬車の値段はいくらで、維持するにはどれほどの年収が必要なのか。具体的な数字や描写、貨幣価値の説明によって、当時の世相や人々の意識構造がリアルに浮かび上がってくる。
1991年サントリー学芸賞受賞作が、図版・レイアウトを一新し、未収録の新たな原稿を加えて新版で登場!
十九世紀フランス小説の中で、青雲の志を抱いてパリへやってきた青年たち----『ゴリオ爺さん』のラスチニャック、『幻滅』のリュシアン・ド・リュバンプレ、『赤と黒』のジュリアン・ソレルといった面々には、共通した願望があった。「馬車が買いたい!」
馬車は、小説の中にとどまらず、実際に当時の青年たちが夢見たステイタスシンボルであり、日々の生活から恋愛や出世にまで関わる、切実な問題でもあった。著者は小説の主人公たちを例に、十九世紀パリの衣食住や交通、各種娯楽の実情を、豊富な資料を駆使して生活者の視点から解き明かす。彼らの食費や家賃で実際にどの程度の生活ができたのか。下宿生活をするには、どのくらい仕送りをもらう必要があったのか。馬車の値段はいくらで、維持するにはどれほどの年収が必要なのか。具体的な数字や描写、貨幣価値の説明によって、当時の世相や人々の意識構造がリアルに浮かび上がってくる。
1991年サントリー学芸賞受賞作が、図版・レイアウトを一新し、未収録の新たな原稿を加えて新版で登場!
昭和怪優伝 帰ってきた昭和脇役名画館 [图书] 豆瓣
荒木一郎、岸田森、三原葉子、渡瀬恒彦、成田三樹夫…。今なお眼に焼き付いて離れない不世出の「脇役」十二人を、自らも熱狂的な映画ファン・鹿島茂が語り尽くす!「健さんが脇役だったころ~ギャング・エイジの高倉健」ほか特別収録。