茎 (STEM)~大名遊ビ編~ [音乐] 豆瓣
9.4 (61 个评分)
椎名林檎
/
Shena Ringo
类型:
摇滚
发布日期 2003年1月1日
出版发行:
東芝EMI
Amazon.co.jp
結婚・出産・離婚という人生の転機を経た後の注目のリリースであり、3rdアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』を示唆する重要な3曲入りマキシ・シングル。アナログ・レコードのホワイト・ノイズの奥から立ち上る厭世的な<1>に始まり、ハリウッド的なオ―ケストレーションと、英語詞が印象的なタイトル・チューン<2>、そして最もオルタナティヴ・ロック色の強い<3>。まったくタイプの異なる3曲だが、この時期彼女が体感した、自分には御し難い運命への絶望でも楽観でもない、透徹した視点がある種の物語性でつながっているのも興味深い。数多のフォロワーを生んだようでいて、やはりオンリーワンのプロデュース力も感じる逸品。(石角友香)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
本格復帰第1弾となる約2年ぶりのマキシは、サード・アルバムの先行シングル。3曲ともアルバムとは別ヴァージョンで収録されている。壮麗なストリングスをバックに唄う英語詞のタイトル曲は、本人がプロデュースした短編映画『百色眼鏡』の主題歌。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ニュー・アルバム『加爾基 精液 栗ノ花(カルキ・ザーメン・クリノハナ)』に先行してリリースされた3曲入りのシングル。3曲ともアルバムに収録されるが、すべて別ヴァージョン。えげつないアルバムのタイトルを見てまず思い出したのは、小説家の岩井志麻子の世界。あえて、おおざっぱな表現をすると、回顧趣味も、露悪趣味も、まっすぐに向かい合えば、決してアングラと片付けられない質感を持つのだ。とは言うものの、曲そのものは、より堂々と、スタンダード感を増している。性急さも、過剰さも、すべてが堂々としている。(2)は自作の映画『百色眼鏡』のメイン・テーマとしても使用されている。椎名林檎ほど“表現”と“自己演出”が一緒になっている人も珍しいのだが、年月を重ね、もう誰にも文句を言わせない説得力を感じさせる。そこには聴き手のイマジネーションの付け入る余地すら埋め立ててしまっているような林檎世界がある。ぼっけいきょうてい、な世界に振り回されよう。 (安田謙一) --- 2003年02月号
結婚・出産・離婚という人生の転機を経た後の注目のリリースであり、3rdアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』を示唆する重要な3曲入りマキシ・シングル。アナログ・レコードのホワイト・ノイズの奥から立ち上る厭世的な<1>に始まり、ハリウッド的なオ―ケストレーションと、英語詞が印象的なタイトル・チューン<2>、そして最もオルタナティヴ・ロック色の強い<3>。まったくタイプの異なる3曲だが、この時期彼女が体感した、自分には御し難い運命への絶望でも楽観でもない、透徹した視点がある種の物語性でつながっているのも興味深い。数多のフォロワーを生んだようでいて、やはりオンリーワンのプロデュース力も感じる逸品。(石角友香)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
本格復帰第1弾となる約2年ぶりのマキシは、サード・アルバムの先行シングル。3曲ともアルバムとは別ヴァージョンで収録されている。壮麗なストリングスをバックに唄う英語詞のタイトル曲は、本人がプロデュースした短編映画『百色眼鏡』の主題歌。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ニュー・アルバム『加爾基 精液 栗ノ花(カルキ・ザーメン・クリノハナ)』に先行してリリースされた3曲入りのシングル。3曲ともアルバムに収録されるが、すべて別ヴァージョン。えげつないアルバムのタイトルを見てまず思い出したのは、小説家の岩井志麻子の世界。あえて、おおざっぱな表現をすると、回顧趣味も、露悪趣味も、まっすぐに向かい合えば、決してアングラと片付けられない質感を持つのだ。とは言うものの、曲そのものは、より堂々と、スタンダード感を増している。性急さも、過剰さも、すべてが堂々としている。(2)は自作の映画『百色眼鏡』のメイン・テーマとしても使用されている。椎名林檎ほど“表現”と“自己演出”が一緒になっている人も珍しいのだが、年月を重ね、もう誰にも文句を言わせない説得力を感じさせる。そこには聴き手のイマジネーションの付け入る余地すら埋め立ててしまっているような林檎世界がある。ぼっけいきょうてい、な世界に振り回されよう。 (安田謙一) --- 2003年02月号