nobleからのニューカマーは、インターネットを拠点に、そのドリーミーな世界観で国もシーンも越境した活動をみせる電子音楽家、mus.hiba　 (ムシバ)の記念すべき1stアルバム。ヴァーチャルシンガー「雪歌ユフ」を全編にフィーチャーした一枚。
mus.hibaは、2011年にDTMでの作曲活動を開始した東京在住のプロデューサー。フリーの歌声合成ソフト「UTAU」の音声ライブラリー「雪歌ユフ」（所謂ボー カロイドのようなもの）を使用した楽曲をSoundcloudで公開したところ、その存 在はSNSを通じて瞬く間に広がり、日々増え続ける再生回数と共に、世界各地か ら賞賛のコメントが寄せられるようになりました。その後mus.hibaは、イギリスのBo en、アイルランドのHarmful Logicらとのコラボレーションや、アメリカのSpazzkid、ジャカルタのTOKYOLITE等のリミックスを手掛け、また、meishi smileが運営するアメリカのネットレーベル／アーティストコレクティブ「ZOOM LENS」に所属するなど、ネットを介して繋がったアーティスト達と共に、国境 を越えた活動を展開していきます。
遂に完成した1stフルアルバム『White Girl』は、まさにヴァーチャルシンガー「雪歌ユフ」を全編にフィーチャーした一枚です。エレクトロニカやチルウェイ ブ、シンセポップにLAビーツまで消化したドリーミーなトラックに、雪歌ユフの特徴的なウィスパーボイスが溶け合う事で、儚く、冷たく、暖かく、チルでいて アッパーな、寂しさと多幸感が同居するユニークな歌モノが生まれました。アル バムのアートワークを手掛けたのは、強い意思を感じさせる目が印象的な人物画 を描く気鋭のイラストレーター、寺本愛。雪歌ユフのキャラクターをモチーフに、寺本が描き下ろした女の子のジャケットにもご注目ください。
「雪」や「冬」をキーワードに、二次元のキャラクターが歌う儚さのようなも のを表現したかったと言うmus.hibaの1stアルバム『White Girl』は、希代のベッド ルームドリーマーが夢想する、ある女の子の甘く儚い冬の物語です。