「PINK」。それは、現実を塗り変える想像力の色。
前作「Bittersweet」以来、約1年半ぶりとなるオリジナル・ニューアルバム「PINK(仮)」。常に“街の人の音楽"を作り続けてきた土岐麻子が、今、現代版シティ・ポップを定義する。
本作でサウンドプロデューサーに 迎えたのは、土岐麻子が“都会的で孤独で甘美的"なサウンドと称賛するアーティストのトオミヨウ。アルバムほぼ全ての作曲、そして全曲のアレンジを担当。DEMO制作の段階から互いにキャッチボールを重ね、 それぞれの唯一無二で独特な個性が 化学反応を起こした極上のサウンドに仕上がっている。トオミヨウ以外の唯一の楽曲提供として、シンガーソングヒットメイカー・DJのG.RINAが参加。作詞は全曲土岐麻子が行っている。

土岐麻子が約1年ぶりに放つアルバムは、誰もが知っている曲をカヴァーした作品です。週末のドライブに、土岐麻子のふんわりとした雰囲気が、週末のドライヴに、家での何気ない時間に、さらっと聴けるアルバムです。山下達郎からケツメイシの大ヒット曲そして宮沢りえ主演CMでお馴染みの MAROON 5 に大リーグの歌までと幅広いくセンスの良い選曲が光ります。

キッチュで楽しげ。ちょっとおしゃれだけどスノッブでもない。ちょうどよく個性的でマニアックすぎもしない。聞く人のツボをほどよくくすぐる。
聞いているとすごく楽しくて、ずっとヘビーローテーションになっています。子供がステキなオモチャを買ってもらってわくわくして、寝床までも手放さずに持って行きたがる、たとえて言えばそんな気持ちで聞いています。
ただ、これはきっとあくまで、子供が買ってもらったステキなオモチャなんだろうなあ。子供が飽きたオモチャを容赦なくおもちゃ箱に打ち捨てっぱなしにしてしまうように、２週間もしたら、再生されなくなってしまうのだろうなあ。そんな予感も感じながら聞いています。
たぶんぼくのmusic lifeにとっては、かけがえのないとても大事な一品では、ないと思います。でも、ステキなオモチャのように、ぼくのmusic lifeをいっとき彩ってその間は豊かな気持ちになれる、そんなような一品だと思います。
そんな音楽を、星五つとするのか、一つとするのか。それは究極、ぼくの人生にとって音楽とはどのようなものであるのか、という問いにつながるのでしょう。ぼくはとてもそんな大きな問いに答えることは出来なくて、星三つで逃げを打つのが精一杯です。

元シンバルズのヴォーカリスト土岐麻子の初オリジナル・ソロ・アルバム。クリヤマコトと大石学という名ピアニストによる絶妙なアレンジと、日本語の語感を大事にした歌詞が魅力的。

她叫土岐麻子。
从组合跳出来之后，这个女孩子的嗓音得到了另外一种重生：爵士。她的英文说不上地道，但是那种咖啡店的温馨却毫无保留的被带入到了这张专辑中。
这张专辑翻唱了很多英文老歌，改编为咖啡版本，惬意而不造作。