湯川潮音の新名義「sione」による初のフルアルバム「ode」
新名義「sione」では声、唄を中心に楽曲は制作されるが
すべての曲に歌詞を用いず唄われる。
唄は言葉の意味の世界から解放され、
喜びも悲しみも軽やかに奥底まで届ける。
静謐であり恐ろしさも美しさも併せ持つ
湯川潮音の新たな唄の世界。
アルバム全12曲がworld's end girlfriendアレンジ／プロデュースにより制作され、
楽曲はストリングス、ハープ、ピアノ、シンセ、エレクトロニクス等を配し
アンビエントテクノ×フォーク、
原始とモダンが交差する唄を聴かせる。
アルバムタイトル『ode (オード)』とは、
頌(しよう)、 賦(ふ)、 《特殊の主題でしばしば特定の人や物に寄せる叙情詩》.
語源はギリシャ語「歌」の意。
ジャケットは岸野衣里子、
アーティスト写真は東野翠れん
による。

今作のテーマは自身の名でもある「world's end girlfriend」。
18年間、作家自身が想い描き続けたその名が持つ根源のイメージ。
3.11後の世界、テロの時代における抵抗と祝福。
これまででもっともパーソナルな哲学と領域に深く踏み込んだ作品となっている。
世界中のどこにもない音世界で描かれた新作「LAST WALTZ」。
静寂と轟音、生音とプログラミング、旋律とノイズを自在に行き来し、
喜怒哀楽や善悪の彼岸も越え、全10曲70分ひとつの物語として描かれる。
「死の舞踏」のその先、「メメント・モリ」の向こう側。
震える地の上で踊り、放射される光と闇の中で最期まで遊びつづける。
ゲストミュージシャンとして
downyのギタリスト青木裕、湯川潮音、Piana等が参加。
アートワークは中国の現代美術家Jiang Zhiの作品を使用。
The album theme is his own name “world's end girlfriend”.
The writer keeps imagining fundamental images of that name creates, for 18 years.
It's Resistance & The Blessing , among the world after 3.11 and this terrorism-era.
This album is filled with most personal his philosophy. This one steps into his personal universe deeply.
The new album "LAST WALTZ" is painted by a quite unique sounds world that anywhere of the world have not ever heard.
Coming and going freely between silence and roar, acoustic sound and programming sound, melody and noise.
That passes over Joy, Anger, Sadness, Humor, Good and Evil.
It draws as a story of 10 tracks in 70mins.
Beyond "Dance of Death", the other side of" Memento mori".
We are dancing on the shaking ground and keep playing in emitted lights and darkness until the end.
Guest additional musicians are Yutaka Aoki(downy), Shione Yukawa, Piana, so on.
The album cover artwork is a fantastic photograph by Chinese modern artist, Jiang Zhi.

2011年アジア各国で公開された映画「星空 Starry Starry Night」のサウンド・トラック。
湯川潮音がゲスト・ヴォーカルとして2曲参加
world‘s end girlfriend が音楽を担当し2011年に台湾、中国、香港、シンガポールで公開された台湾映画(林書宇監督作品)「星空Starry Starry Night」。
原作は人気絵本作家ジミー(幾米)の絵本「星空」。
ストリングス、ピアノ、チェレスタ、シンセサイザーなどを用い美しいメロディーと共に少女と少年の憧れと冒険、喪失と希望をやさしく描く。
湯川潮音がゲスト・ヴォーカルとして2曲参加し物語るような唄を響かせる。内なる少女 少年たちに捧げられたサウンド・トラック。

約二年半ぶりとなるworld’s end girlfriendの新作は、『だれもしらない』『歩いても歩いても』の是枝裕和監督最新作『空気人形』のサウンドトラック！
映画「空気人形」は2009年に行われた第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ日本映画唯一の正式出品作品であり、すでに10ケ国以上での配給が決定。
「人形と人間」「空気と空虚」「生と性」をめぐるファンタジーをworld’s end girlfriendが哀しくて嬉しい彩豊かな音色で全編を奏でます。
【recommend】
優れた映画音楽とは、外部からあとで付け足されたものではなく、そのシーンの奥深くにあらかじめ眠っていたリズムや旋律に耳を澄ませ、掘り起こした音を音楽という形で現前させたものなのかもしれません。
誤解を恐れずに言うならば、映画に満ちているこの音楽たちは、映画がまだ産声を上げるはるか昔、」子宮の中にいた時に、その胎児が静かにそして確かに刻んでいた心音のように深く響くのです。そんなありえない錯覚を信じてしまいたくなるほどに、今回の映画はこの音楽たちに共鳴して出来上がっています。
映画監督　是枝裕和

World’s End Girlfriend 堪稱是日本當前最受曯目的電腦軟體音樂家。自2000年在半野喜弘旗下廠牌發行首張專輯後，又被英國Third Ear引荐到歐洲，2002年更受邀參加巴塞隆納全球知名的Sonar音樂節。去年夏天在台北、香港、澳門的巡迴演出讓更多人意識到他獨特的音樂視野。
"The Lie Lay Land"是WEG的最新作品，他再次透過聲音編織出一個龐大複雜的音樂景觀，當中不乏強烈作者風格的戲劇性修飾與拼貼，從流麗的管弦編曲、環境錄音到數十支吉他疊製的強大噪音牆──他還親自往返大阪東京兩地指揮室內樂團作現場錄音──在在建構出高度個人的視覺化音樂語言。從艾米爾．庫斯杜力卡（Emir Kusturica）和楊斯凡克梅耶（Jan Svankmajer）式黑色幽默與荒謬；到拉斯馮提爾（Lars Von Trier）和加士伯奈爾（Gaspar Noe）式執拗與即興，WEG那夢境般的音樂場景穿插著激進的自由爵士、弦樂時而優美彷彿天籟，時而淒厲令人毛骨悚然，典型的後搖秋風掃落葉吉他飆奏導入節拍方正的行進，或抑鬱如送葬進行曲或狂亂如夢魘遊樂場的圓舞曲，生鏽的旋轉木馬失控停不下來而闖入遍地清寥的幽寂......
這次專輯封面特別邀請日本著名繪本作家酒井駒子繪製，可以說將WEG的世界觀以圖像方式傳神表達。