Anton Bruckner (1824-1896)
Symphony No.8 in C minor (ed. Nowak)
Disc 1
1. 1 mov. Allegro moderato (16'58")
2. 2 mov. Scherzo. Allegro moderato (15'41")
Total 32'44"
Disc 2
1. 3 mov. Adagio. Feierlich langsam; doch nicht schleppend (23'37")
2. 4 mov. Finale. Feierlich, nicht schnell (25'34")
Total 49'15"
Shinsei Nihon Symphony Orchestra
Koho Uno, conductor
Recording Date: 9 Apr. 1992
Recording Location: Suntory-hall, Tokyo

全編、“すべてが、一期一会”（宇野功芳）という、この音楽家のパッションが燃えたぎっていて、スリリングこの上ない。たとえば「運命」は、自在な即興性を発揮しながら、一点の曇りもないほど明快で、晴朗。しかも、生命力にあふれていて、輝しい。その強靭な気力充実ぶりが、聴くものの心をゆり動かさずにはおかない。オーケストラも、この個性無比な指揮に、見事なほどの堂々たる正攻法で応えている。

録音：2000年7月9日、いずみホール、大阪、ライヴ。
情熱ほとばしる凄演、燃える宇野功芳、関西のノリでガンバリまっせ、というコテコテのキャッチに彩られた、宇野＆Sakura 第２弾だったもの。