警察そのものへの好悪は別にして小説、映画、ドラマ…etc.と『警察モノ』は絶大な人気を誇る。本書は、それらとリアルな警察との橋渡しをするべく、元警察官でありキャリア警察官僚であった人気作家が、よく使われる言葉を、「事件」「警察関係者」「警察組織」「隠語」の4ジャンルに分け、虚実も含めて平易かつ正確にエッセイ形式で解説した。『警察モノ』ファンのみならず、警察官及び官僚志望者、警察エンタメの作者、現場での刑事訴訟法の活用を知りたい学生にも「警察というカイシャ」の実態がわかる画期的な警察読本。

映画『容疑者室井慎次』完全ノベライズ化!!権力と法の罠が、室井管理官を窮地に陥れる!自らが指揮をとった殺人事件の捜査の責任を取らされ、逮捕されてしまう室井管理官。徹底的に室井を追い詰める弁護士たちに、今まで語られることのなかった室井の過去が明らかにされた時、さらなる窮地に追い込まれる。さらに、警察庁と警視庁の確執が絡み、事態は最悪の状況に…。権力と法の罠が、室井管理官を窮地に陥れる。果たして室井はシロか、クロか。