八木保太郎 — 编剧 (13)
越后筒石亲不知 (1964) [电影] 豆瓣
越後つついし親不知
其它标题:
越後つついし親不知
/
Echigo tsutsuishi oyashirazu
…
雪の光の中で、おしんの身に起こった、暗い、甘美な悲劇を通して男と女の間に潜む人間の業の深さを厳しく見つめた話題作。雪深い北陸越後を舞台に人妻おしんの愛と哀しみを描く水上文学の秀作を、女優・佐久間良子と巨匠・今井正監督が描いた名作。
伏見大和屋酒造の杜氏は、遠く越後杜氏であった。日支事変の始った昭和十二年、瀬神留吉と佐分権助の二人は、農閑期を利用して出かせぎにきていた。留吉はおとなしい真面目な働き者で、年が明けると杜氏の大将格である船頭に抜擢されることになっていた。権助は評判の美しい嫁をもち、昇進もする留吉をねたんでいた。留吉より一足先に故郷に帰った権助は、留吉の兄伊助から、シベリア時代に女を抱いた話を聞くと、家への帰り道留吉の嫁おしんに慾情をそそられ、火葬場でおしんを犯した。この時からおしんには夫留吉や姑に言えぬ苦しみができた。一方権助は、大和屋で年間を通して一番の働き者と表彰されたが、心ない権助の作り話に、おしんがコモ買人佐藤と関係していると聞かされ、痛飲するようになった。越後では、おしんが、権助の子を身ごもっていた。人の目につくことを恐れたおしんは、日夜子供をおろすことに心をくだいたが、とうとうそのままで夫留吉を迎える日がきた。三月親不知に帰って来た留吉は、佐藤とのことを問い詰めたがおしんの澄んだ目に愚しい疑いを恥じた。夫婦仲は、人がうらやむばかりであった。ある日おしんの妊娠を知った留吉は、大喜びだったが、産婆から妊娠したのは十二月だと知らされた留吉は十二月には、伏見に居り、あの権助が帰郷していたことを思い出した。激しい怒りに身をふるわす留吉。ついに水田で、おしんに問詰めると泥の中におしんを倒していた。近くの炭小屋の中、美しい白ろうのような死顔をみせるおしんを、留吉はいつまでもいとおしんだ。やがておしんの身体を蟻がむしばむ頃、おしんの死体をかまどの中に入れると、留吉は下山した。折りしも出征兵士として送られる権助を見た留吉は、権助をかき抱くと、谷底へと身を投げた。
伏見大和屋酒造の杜氏は、遠く越後杜氏であった。日支事変の始った昭和十二年、瀬神留吉と佐分権助の二人は、農閑期を利用して出かせぎにきていた。留吉はおとなしい真面目な働き者で、年が明けると杜氏の大将格である船頭に抜擢されることになっていた。権助は評判の美しい嫁をもち、昇進もする留吉をねたんでいた。留吉より一足先に故郷に帰った権助は、留吉の兄伊助から、シベリア時代に女を抱いた話を聞くと、家への帰り道留吉の嫁おしんに慾情をそそられ、火葬場でおしんを犯した。この時からおしんには夫留吉や姑に言えぬ苦しみができた。一方権助は、大和屋で年間を通して一番の働き者と表彰されたが、心ない権助の作り話に、おしんがコモ買人佐藤と関係していると聞かされ、痛飲するようになった。越後では、おしんが、権助の子を身ごもっていた。人の目につくことを恐れたおしんは、日夜子供をおろすことに心をくだいたが、とうとうそのままで夫留吉を迎える日がきた。三月親不知に帰って来た留吉は、佐藤とのことを問い詰めたがおしんの澄んだ目に愚しい疑いを恥じた。夫婦仲は、人がうらやむばかりであった。ある日おしんの妊娠を知った留吉は、大喜びだったが、産婆から妊娠したのは十二月だと知らされた留吉は十二月には、伏見に居り、あの権助が帰郷していたことを思い出した。激しい怒りに身をふるわす留吉。ついに水田で、おしんに問詰めると泥の中におしんを倒していた。近くの炭小屋の中、美しい白ろうのような死顔をみせるおしんを、留吉はいつまでもいとおしんだ。やがておしんの身体を蟻がむしばむ頃、おしんの死体をかまどの中に入れると、留吉は下山した。折りしも出征兵士として送られる権助を見た留吉は、権助をかき抱くと、谷底へと身を投げた。
悲惨世界 第一部 神与恶魔 (1950) [电影] 豆瓣
レ・ミゼラブル 第1部 神と悪魔
其它标题:
レ・ミゼラブル 第1部 神と悪魔
/
レ・ミゼラブル あゝ無情 第一部 神と悪魔
一椀の飯を盗んだために十九年間の牢獄生活を送らなければならなかった岩吉は、大政奉還の大赦令により出獄したが、世間は彼に冷たかった。そして危く再び悪に走ろうとしたときミリエル司教は、彼に暖い手をのべ、無限の神の愛を教えた。天刑病として人々に忌み嫌われている男を救ったことから、岩吉は、改良絣の織機の操作を伝授され、事業と徳行を以って知られる福岡県第三区長、松野栄一として更生したのも暫くのことで、自分の前名岩吉の名を負って重罪裁判にかけられる男のいるのを知ると、苦悶したが、ミリエル司教の教えを思い出して自ら名乗り出て罪に服することになった。しかし唯一の心がかりは、転落の女お絹と、彼女に救ってやると約束したその娘小雪のことであった。折しも護送船が難破したのに紛れて脱出、小雪を無頼漢長吉の手から救い出して、何処へともなく姿を消して行った。月日は流れた。
暴力之街 (1950) [电影] 豆瓣
ペン偽らず 暴力の街
其它标题:
ペン偽らず 暴力の街
/
Bôryoku no Machi
眠ったようにおだやかな東条町。ヤミ織物の本場でありながら、何故かさっぱり摘発も行われない「平和」なこの町で、ある日、駅前の巡査がふと呼びとめて調べた自転車からヤミの大胆なルートがたぐりだされてゆく。大学をでたばかりの大東新聞の新米記者北は、他社の反対や、この町の町会副議長であり、警察後援会長をもかねるボス大西の圧力にも屈せず、ヤミ織物の横流しと警察や検察庁の怠慢を報道する。激怒した大西は、その夜検察庁新築祝いの席上で、戸山検事や小泉署長はじめ町の有力者たちのいならぶなかで北をなぐりつけ、北を町から追いだすとふれまわる。北の妹タヅ子の友人春枝はこれを聞き、北に告げるが北は暴力の前にあまりにも無力な自分に絶望を感ずる。しかし、町の文化会をやっている猪野から、新聞と呼応して明るい町をつくる運動が青年たちの間から生れはじめていることを聞き、ふたたび自信と勇気に燃えたち、地方の中心都市にある支局にかけつけ佐川支局長に報告する。佐川はこの事件の背後にかくされている大きな力をつかむために、若く落着いた川崎記者を東条町に派遣し、北の安全を図るため支局勤務に代える。東条町に入った川崎の身辺にはやくざ共の加える危害が刻々と迫り、川崎を助ける春枝の努力にもかかわらず、検察庁は腰をあげず、暴力団の横暴はますますつのる一方である。この報を受け佐川支局長はついに決意を固めて支局の記者団を引きつれて東条町に乗りこみ、大黒屋に本拠をすえる。しかし、やくざの迫害はいっそう強まり、ある日春枝は警察に呼ばれ大西の脅迫を受けるが、かけつけた川崎に助けられる。こうした機会から、春枝と川崎は仲の良い協力となっていった。青年たちの動きに従い、町全体にすこしずつ反ボス的な空気も生れ、東条町のできごとはしだいに全国的な事件へと拡大してゆく。ニュース映画や放送局ものりこんでくる。大西一派も負けてはいず、気脈を通ずる戸山検事を動かし、競争新聞に反対の材料をあたえて対抗をはじめ、春枝は突然勤め先を首にされ、一夜にして猪野とタヅ子に醜聞があるというデマが町中にひろまるというありさまである。しかし明るい町を作ろうという猪野の声に応じて、婦人団体「希望会」も起ち、町政刷新期成会が結成され、町民大会が開かれることになる。かつて大西と喧嘩して町を追いだされた夏目記者は、横流しの中心人物岡野に事情を話し告白をすすめ、岡野も町にあたえた大きな影響を知りボスや暴力団を利用し、警察や検察庁を手なずけた一切を佐川に告白する。期成会にも大西一派のまわし者が入りこみ、猪野たちの意見を阻止しようとするが、ついに正論が勝利を占め、町役場では岡野が町議辞任を表明し、町議の一部は大西に反対をはじめ、かつてあれほど勢威を振った大西の地位が足もとからしだいに崩れてゆく。だが、町民大会に果してどれだけの人々が集まるだろうか?翌日、表通りは大会に急ぐ町民の流れが絶えない。支局から帰った北が感激の眼をかがやかせて大会場にゆく。他社の記者たちは、集った町民の数をできるだけ少く読もうとするが、大会はほとんど全町民の意志を結集して成立し、署長や検事の罷免、警察後援会の解散、暴力団の一掃、公安委員のリコール等を決議し、大西一味につきつける。大西もついにしぶしぶ公職辞任を承知した。こうして、はじめて暴力団のみえない秋祭りがやってくる。町民たちの明るい顔、しかし、まだまだ反民主的な勢力は一掃されてはいないのだ。だが、この青年たちは、きっとがんばり通すであろう。
无桥的河流 (1969) [电影] 豆瓣
橋のない川
其它标题:
橋のない川
明治末年。小森村は奈良盆地の一隅にある貧しい被差別部落だった。村の人々は、耕やす田畑はせまく、草履づくりでその日を送っていた。日露戦争で父を亡くした誠太郎、孝二の兄弟は小学生だったが、伸び伸びと育っていた。しかし、被差別部落民に対する世間の偏見はひどく、明治四年に公布された解放令も名ばかりで、就職、結婚も思うようにいかないのが現実だった。誠太郎と孝二がそんな世間の冷い目の中で明るさを失わなかったのは、母ふでのお蔭だった。ふではシンの強い女だった。間もなく誠太郎は尋常料を卒業し、何でもやると言って大阪へ奉公に行った。孝二が六年になったある日、村が火事になった。在所の消防団は、小森村だからほっとけ、と取り合わなかった。火事を起したのは、空腹の弟のために豆を炊こうとした武だった。武はその夜自殺した。武の父藤作は、武の死体を抱きながらこの村にも消防ポンプを買うのだ、と決心した。明治四十五年。天皇大葬の夜、孝二は同じクラスの杉本まちえが、被差別部落民の自分に好意を持っているのを知って、信じられぬほど、喜ぶのだった。奈良盆地に春が訪れた頃、藤作の努力で、小森村は消防ポンプを買った。そして、村対抗の提灯落し競争で、藤作たちはみごとに勝ったが、在所の人々の手で優勝旗を焼かれてしまった。それを見ていた孝二たちは、改めて人間差別に対する怒りを燃やすのだった。大正十一年三月三日、封建的な差別と貧困を打破るために団結した被差別部落の人々は、全国水平社を創立した。それは被差別部落民による最初の人権宜言だった。
街燈 (1957) [电影] 豆瓣
洋裁店“ナルシス”を経営する早川千鶴子は、その晩、未知の青年、久里目保険統計研究所員の肩書をもつ能瀬精一郎の訪問を受けた。能瀬は、千鶴子が定期を拾って届けた学生の兄で、その礼に来たのだ。が千鶴子は、弟が定期を故意に落し、拾った人が届けてくれ、相手が女性であればそれを縁に交際を始める魂胆だったという能瀬の言葉にびっくり。更に彼が語る弟の友人の成功談、失敗談に笑い転げる。しかも千鶴子は定期遊びに成功した青年を知っていた。友人の大谷吟子が主の銀座はギン洋裁店に働く小出がそれである。美男子の小出は吟子の若い燕となっている。しかし彼は吟子に隠れて久里目財閥の娘鳥子と交際、それをまたヨタ者三宅に感づかれ事毎にユスられている。吟子には、また大久保という年輩のパトロンがいて、ある夜二人は待合に泊った。すると小出は早速、鳥子と熱海に出かける。ところが翌朝、銀座の火事で吟子の店は焼けなかったが水浸し。店にかけつけるとヨタ者が店を見張っていた御礼を寄越せとユスリに来る。三宅が相手になるが、三宅は仲間らしく、折から千鶴子と駈けつけた能瀬が、これを追払う。翌日、能瀬は千鶴子の突然の訪問を受け、二人の間に心が通い合う。が、その能瀬は、久里目所長から姪の鳥子の行状調査を頼まれ、これを私立探偵の下うけみたいだと怒って研究所を飛出す。一方、吟子は店を建直すが、小出の行状を知り、これを機に小出とも大久保とも別れ再出発の決心をする。その夜、能瀬は火事の一件でヨタ者の恨みを買い三宅らに挑戦され、暗い街灯の下で死闘を続ける。警官の助けで難を逃れるが、彼もまた自分の行動を顧み、田舎へ帰り再生の決心を固める。これを能瀬に聞いた千鶴子は、彼に尊敬の念を覚える。能瀬が帰る日、街灯の下で彼を見送る千鶴子は、いつまでも待っていると告げた。