富岡多恵子 — 作者 (4)
湖の南 [图书] 豆瓣
作者: 富岡多恵子 出版社: 岩波書店 2011 - 10
津田三蔵巡査がロシア皇太子を襲撃した動機とは何か.本書は,新史料・津田三蔵書簡を読み解き,津田の内面を描きつつ,大津事件(1891年)の謎に迫る異色作.司法権独立との関係で言及されてきた明治期の大事件が,新たな視点から描き出される.文学と歴史とを架橋する著者の野心的な試みは,意外な結末で幕を閉じる.(解説=成田龍一)
■編集部からのメッセージ
本書は大津事件に新たな光を当て,120年前のこの事件を現代の読者に届けようとする話題作です.大津事件(湖南事件)は,1891年にロシア皇太子ニコラスが滋賀県大津で警備の巡査・津田三蔵に頭部をきりつけられた事件として知られています.事態の重大さを鑑み,政府は津田を極刑に処するように圧力を加えました.その判断の根拠となるのは,刑法一一六条によってわが国の皇族に対する犯罪と同様に扱えば当然死刑に処すべきだという主張でした.だが,大審院長・児島惟謙は(普通謀殺罪の未遂事件として)死刑ではなく無期徒刑を言い渡したので,司法権の独立を守った事件として長らく語り継がれることになったわけです.
従来この事件については,司法権独立を守った英断として関心を持たれることが多かったといえるでしょう.また犯行の動機と理解されてきたのは,予審の尋問で津田が憤りをもって語ったということ,すなわちロシア皇太子の来日目的が日本内地の地勢を視察するためであったので謁見前に各地を遊覧するのは,天皇に対して不敬であるという供述であり,この内容が独り歩きをしていったと思われます.またロシアの膨張主義に対して,津田が危機感を強めていたという説もまことしやかに語られてきました.
しかしながら,著者は「大津市歴史博物館研究紀要」に掲載された津田三蔵書簡を読み解き,津田の内面に迫りながらこの事件の謎を描いていくのです.13歳で明治維新を20歳で西南戦争を体験して巡査になった津田三蔵とはいかなる人物だったのか.病いがちである母を案じ,困った兄に悩まされていた不器用で几帳面でごくまっとうなこの男が,いかにしてロシア皇太子襲撃に追いこまれていくかを愛惜をこめて描いていく作品が本書です.結局,何がロシア皇太子襲撃の真の理由であったかは,ぜひ本書を読み進めていただきたいと思います.
著者は歴史の解釈が常にもっともらしいストーリーを求めることの問題性を,本書の中で問い直しているようでもあります.
物語の後半では,思いがけないエピソードが紹介されますが,それが何を意味しているのかが実に興味深いものがあります.歴史小説として異色の作品ですが,十分に読み応えのある作品です.ぜひご一読いただければ幸いです.(本書は2007年新潮社から刊行されました.今回,「大津事件異聞」をサブタイトルとして新たに加えまし
岩波現代文庫 文芸192
富岡多惠子集 1 [图书] 豆瓣
作者: 富岡多恵子 出版社: 筑摩書房 1999 - 4
1957年の第一詩集『返礼』から1970年の『厭芸術反古草紙』までのすべての詩集と、その間の拾遺詩篇、および1976年の小詩集「春先の風」と1977年のLPレコード「物語のようにふるさとは遠い」の詩篇を収める自選全詩集。
男流文学论 [图书] 豆瓣
作者: [日] 上野千鹤子 / [日] 小仓千加子 译者: 小椿山 出版社: 北京联合出版公司 2026 - 1
🎓社会学家上野千鹤子×心理学家小仓千加子×文艺学家富冈多惠子
犀利解读:吉行淳之介、岛尾敏雄、谷崎润一郎、小岛信夫、村上春树、三岛由纪夫
🧨当女性主义遇到“老登文学”——
三个毒舌女人聚在一起,竟对大文豪的作品 “挑三拣四”?!
一键祛魅文学的“权威标准” 揭穿男流文学的厌女本质
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“文学”最能映照出人类世界中绵延不绝的“父权王国”和“厌女”。
社会学家上野千鹤子、心理学家小仓千加子、文艺学家富冈多惠子,三个来自不同领域的“泼辣”女人,拳打脚踢,拆解男性经典名家之作中的巧言令色。
疯女人叙事、浪漫爱的矫饰、对女性身体与欲望的异化……这是由时代的先行者们发起的文学革命,用女性主义的尖刀挑破“男流文学”的遮羞布。
她们精读文本和海量文献,从文风、主题、人物、时代背景、写作技法等多重角度做出犀利解读,或批判、或怜悯、或赞赏。和而不同的三人,在意见的交锋中碰撞出精彩火花!
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【编辑推荐】
✏️欢迎来到三个“泼辣”女人的跨界圆桌读书会现场
日本女性主义代表人物、“日本最可怕的女人”上野千鹤子女士
专长心理学、女性之友、看似温和实则非常厌男的小仓千加子女士
深耕文学领域、挑战先锋写作、本次读书会发起人富冈多惠子女士
当她们认真阅读谷崎润一郎、村上春树、三岛由纪夫等日本男性名作家的作品,竟然直呼:“诈骗!赔钱!”
向文坛的权威标准发起挑战,不用顾及任何人的颜面,只说最真实的感受。
男性评论家们察觉不到的、不敢说的、视而不见的,统统由她们来大声说出!
时代的先行者们,用女性主义的尖刀挑破“男流文学”的遮羞布。
✏️以女性主义视角重读“经典”,看到修辞掩盖下的厌女本质
沉浸在对性描写的“艺术追求”中,却将真实的女性身体与欲望视作洪水猛兽;给妻子冠以疯女人的污名,将加害者的身份掩盖在浪漫爱的叙事之下;看似放低身段的女性崇拜,内在是把女人视为宠物的傲慢;不敢真正描写同性恋的禁忌,暴露出男作家们对被客体化的恐惧……
是时候建立女性视角的评价标准,不要再被“男流文学”的花言巧语蒙骗!
✏️划时代的文学批评,易阅读·无门槛·保证有趣!
笑着骂人才更狠!擅长不同领域、出生于不同年代的三位女性主义者们敢开先河的文学批评。
看似信口开河的“格杀勿论”,其实是建立在大量阅读之上的深度见解。三人不仅要精读小说文本,还要阅读几乎所有相关的文学评论,再从自己的角度做出批评分析,是一场耗时近一年的持久战。
《痴人之爱》《挪威的森林》《假面的告白》……以耳熟能详的文学作品作为分析对象,书中添加大量注释辅助理解,让阅读无门槛,搭配三人的直爽发言,读来只觉一针见血、畅快非常!