■森山威男の最新作はクインテットでのライヴ盤！■
「森山威男の魅力の神髄は、ライブにある。飛び散る汗、砕け散るスティック、プレイヤー同士の見交わす目と目。先制攻撃にフェイント、息もつかせぬ掛け合い、そしてブレイク。固唾をのんで拳を握る展開から一転、極上の夢の世界へと誘う美しいハーモニーへ。」（帯解説より）
1.BEYOND THE CRISIS(music by OTOGAWA Eiji)
2.BLUE INDIGO(music by OTOGAWA EiJi)
3.TWO PYAYERS(music by OTOGAWA Eiji)
4.CATCH UP WITH HIM(music by SATO Yoshiaki
5.YOUR SON(music by SATO Yoshiaki)
森山威男(ds), 音川英二(ts), 佐藤芳明(accordion), 田中信正(p), 望月英明(b). 2006年12月24日、ヤマハ・ミュージック・センター（池袋）にてライブ録音

2004年の『渋星』から約3年ぶりとなる、渋さ知らズのスタジオ録音アルバム。書き下ろし新曲とライヴでおなじみのキラー・チューンを合わせた内容で、変幻自在のサウンドが怒濤のように押し寄せてくる。

80年代の日本ジャズを代表する人気グループ、サックス・ワークショップ！1枚も作品を残さなかった彼らの最初で最後の決定的音源。発掘！
松風鉱一(fl.as.ts.bs)沢井原兒(ss.as.sopranino)梅津和時(b-cl.cl.as)
松井 洋(g)清水くるみ(p)山崎弘一(b)宮坂高史(ds)

この独特の情念の世界は、耳から離れない！
ついに日本独自のジャズ・ヴォーカルの女神、出現！
■宅シューミー朱美(vo)、加藤崇之(g,efecter)
91年1月27日、11月5日　下北沢アレイ・ホール、関内エアジンLive

ライブ中心に活動しているミュージシャンは、どうしても一般的認識度は低くなります。テレビに出たりして、有名になる道を探っていくやり方もありますが、知名度がないとＣＤもなかなか出せないと言うのが、ジャズ界をとりまく現状であることも確かなようです。手元に、１９８５年の「ＢＲＵＴＵＳ」(マガジンハウス)がありますが、この雑誌のジャズ特集で、津村さんの名前が「若手ギタリスト」して紹介されています。しかし、このＣＤが出るまでに、それからおよそ１０年の歳月を必要としているのですね。もちろん、津村さんにとっての初リーダー作です。トリオでの演奏に参加している古澤さんのサポートが光っています。何か、安心して聴いていられるのですね。

冗談めいた解説でシリアスさを隠しているが,日本人ならではの情緒を感じさせる高水準作品だ。バップからフリーまで自在に操るだけでなく,聴き手を楽しませる姿勢も失なっていない。胡桃沢耕史の娘,渋谷毅の妻というこのピアニストにご注目あれ。★

西荻はアケタの店を拠点に活動している女性ピアニスト,小太刀のばらの初リーダー作。夫であるドラマーの野崎正紀を含むトリオで,リリカルで繊細なピアノ・プレイを聴かせてくれている。メロディアスなアプローチのピアノ・プレイは,なかなか耳に新鮮だ。

夫に本田竹広,息子に本田珠也,兄に渡辺貞夫をもつチコ本田の最新盤。西荻{アケタの店}でのライヴ収録,インティメイトな空間を包み込むソウルフルな歌唱は,まさしく彼女独自の世界。ピアノの大口を中心とした伴奏陣も,好サポートで盛り上げる。

フミオちゃん20年ぶりのリーダー作!! この20年の価値高い音楽成果を全てちりばめた超ぜいたくな一枚! そして、フミオ初録音のボーカルまで聴ける! チコも最高!
About the Artist
渡辺文男(ds) 元岡一英(p) 小杉敏(b) featuring 岡崎好郎(tp) 高橋知己(ts) スペシャルゲスト チコ本田(vo)

ジャズを基調に幅広い層に愛される曲ばかりを収録。メンバーは、坂田明(Alt Sax,Clarinet,Bells,Bird Call)、黒田京子（Piano）、バカボン鈴木（Wood Base）。

菊地成孔、大友良英と行動をともにしながらも、津上研太固有のイデオムによるジャズは、3年前のファーストが示したディレクションを維持しながら発展してきた。南博の繊細なピアノのアプローチ、ハードにドライブする水谷浩章のベース、ありえないグルーブを叩きだす外山明のドラムに、シャープでゴージャスに反応する津上研太のアルト、これらすべてがケミカルにリアクションし、BOZOのセカンド・アルバムは、全く異質の、ジャズを発生させた。
【アーティストについて】
渋谷毅orchestra 、大友良英NEW JAZZ QUINTET、デートコースペンタゴンロイヤルガーデン等で活躍するサックスの津上研太が2000年夏に旗揚げしたリーダーバンド。他メンバーは 、南博 (P) 、水谷浩章 (Bass) 、外山明 (Ds) 。2002年8月21日これまでの集大成としての BOZO 1stアルバムをBody ElectricRecordsよりリリース。
KENTA TSUGAMI SAX
HIROSHI MINAMI PIANO
HIROAKI MIZUTANI BASS
AKIRA SOTOYAMA DRUMS

秋山一将の2ギターバンド｢クワイエットストーム｣による、名古屋のライブハウス｢ジャズ･イン･ラブリー｣での激熱ライブ盤が入荷しました！！ひきしまったタイトで躍動的なリズム隊に乗り、二本のギターが力強く熱狂的なフレーズを応酬しあい、峰厚介の年齢を感じさせないアグレッシブなソロもキレまくり、全員が一体となってうねりまくる様が圧巻です。ふとしたバッキングや合いの手にもはっとさせられる瞬間が多く、一瞬たりとも聴き逃せない高濃度のライブがたっぷり堪能できる、この春話題になること間違いなしの秀作です！！
秋山一将, 石渡明廣(ｇ), 峰厚介（ｔｓ）, 岡田勉(ｂ), セシル･モンロー(ds)

夫・本田竹廣の死去直後に行われた、渋谷「JZ Brat」でのライヴコンサート作品。渡辺貞夫の妹にして、本田竹廣の妻、本田珠也の母、そして、ジャズ歌手・チコ・本田。
見事な生きっぷりを歌に込めて、会場をチコの渦に巻き込む見事なライヴ。誕生日のこの日、会場には観客の「ハッピー・バースデイ」が鳴り響いた。
チコ本田(vo)峰厚介(ts)五十嵐一生(tp)吉田桂一(p)荒巻茂生(b)江藤良人(ds)
ゲスト；東郷輝久、上野尊子、松谷冬太、藤本千晶　(vo)

「本CDの「テーマ・フォー・ジョビン」は間違いなしに世界ジャズ・フルート史、最高の一作!!」
About the Artist
小宅珠実(fl)田村 博(p)鈴木克人(b)マイク・レズニコフ(ds)

Friendly Pants is a passionate studio session between American free jazz rhythm section Chikamorachi (drummer Chris Corsano and bassist Darin Gray) and Akira Sakata, one of Japan's major free sax players. The recording took place in Tokyo, in August 2006. Sakata's range on the alto extends from tender swirls to furious screams, without resorting to skronks. The Americans are in fine form, overdriving the music as usual, Corsano's speed drumming remaining one of the marvels of the modern music world. Each foreigner gets to do a duet with Sakata, and these are the two shortest tracks. The rest of the album consists of four nine-minute-plus trios. Each piece is given its own personality: "Friendly Pants" is sweet and soulful, "Un" is cheerful-turning-to-bitter, "That Day of Rain" starts mournful, then gets excited. Particularly interesting is the Sakata/Corsano duet "In Case, Let's Go to Galaxy," if only because it allows for comparison with Corsano's long-running duo with another powerful saxman, Paul Flaherty (it comes off as less pathos-driven but just as galvanizing). Friendly Pants is a very satisfying record, intense but well paced, with Gray's low presence in the mix being the only sour note. And there is no denying the chemistry between the players. It makes a fine calling card for Sakata, who is little known on the North American free improvisation circuit.